ある夜 スマホでさりげなく 検索をかけた時の事
【下関 クジラ 水族館】 自分が幼い頃 おそらく小学校に上がる前くらい 家族みんなで出かけた下関 小高い丘の上に大きな大きなクジラの形の建物があって その中に入って行った記憶 下関に親戚があったこともあり 何度かそこへ遊びに行った ぼんやりとした記憶 ある人のブログに その 【クジラの建物】の画像が綴られて その人もすごく懐かしんでそのクジラを訪ねていた。 ん?? カラーの色彩のしっかりした【クジラ】の画像・・・・ 現存してるのか!!? まったりとした夜の さりげない検索で出てきたその画像に 僕は動揺した きっとセピア色の「当時」を懐かしむような画像を見ると思っていたのに・・・ とっくに取り壊されて跡形も無いと思い込んでいた自分にも動揺した。 横からスマホを覗きこんでいた5歳の娘にクジラの画像を見せながら 「見てみて!これ父ちゃんが小さい頃にここに行ったんよ!」 と思わず興奮しながら話した 今の僕の家族は知らない 古ぼけた記憶 そのクジラの姿を自分の目で確かめる為に バイクで行ってみることにした。 その日を待ちわびて いつもよりかなり早めに 8時半に出発 今日は 様々あって買い換えたNC700Xとの初ツーリングでもあり まだまだ走りやすいとは言えない気温 下道と高速道路を半々につなぐルートで3時間 片道144km 想い出のクジラ君に会いに来ました いつも思い浮かぶ、幼い頃の記憶のアングルはここから 現水族館の海響館が出来る前はこの画像を撮った場所に下関水族館がありました。 当時はたぶんクジラの周りの木々は無くて、記憶にはしっかりした全部の姿が焼き付いてます。 これまでバイクで色々な場所を訪ねてツーリングしましたが 今日ほど目的地に心がワクワクしたことはありません ありました 自分のこの目で しっかりと確認しました 今は亡き父が きっと僕の手を握り このクジラの中に入っていたんだと・・・ そう思うと 懐かしさと切なさが入り混じります 記憶の中の景色は このクジラの口の窓から海峡を眺めている父の姿 残念ですが、今はこの建物内へ立ち入ることはできません ここからの景色を見渡してみると 元の水族館跡地には大きな病院が建っており、クジラを囲む木々もあって 国道からはその姿をほとんど見る事ができないことがわかりました 元々は城跡のようですので 海峡を見る眺めは素晴らしいです 無くなったと思い込んでいた想い出の場所が残っているって すごく不思議で幸せな感覚です ここからの眺めを撮影している最中に 僕より10歳上??くらいの夫婦が上がって来られて ご主人の方が僕に 「このクジラは何処からここへ移設されたって事はないですよね??」 と話しかけてこられました 僕は自信を持って 「いえ、ずっつとこちらにあります。僕が幼い頃にここに出来たんです」 と応えると そのご主人は隣にいた奥様に 「ほらみなさい、ずっとここにあったんだよ・・ずっと」 と自慢げに言ってました(笑) きっと、僕と同じくこのご主人は長い間 このクジラの存在を見失っていたんじゃないかなぁ・・・ 1時間ほど この想い出の場所でのんびりして 早い時間に出発したこともあり 少し余裕があるので 近くの みもすそ公園まで ここにある大砲の一基は100円入れると轟音と煙が出ます(笑) 社員旅行??で来られてたようなオジサンがたまたま100円入れたので見れましたw ※最下部のYoutsubeに動画があります。 しばらくの間、海峡を行き交う船を眺めて過ごしました。 このみもすそ公園のすぐ前に「火の山公園」がありますが こちらも幼い頃によく来て、10年ほど前にツーリングでも来たお気に入りの場所 上がってみます 今日のツーリングで唯一出会ったライダーさんが一人 軽く挨拶を交わし 同じく ここからの絶景に見とれていました。 お昼も少し過ぎて お腹も空いたので 回転レストランでお昼ご飯にします 某国の観光客の方々が大勢・・・ ちょうどレストランが僕と入れ替わりでしたが どうやら厨房もテーブルも戦場だったようで・・・ おしぼりの固まりが足元に散らばっていたり ビール瓶が転がっていたり・・・ 片づけに大わらわのお姉さんに思わず 「食べれます??大丈夫です??」 と訊いてしまったくらい。 テーブルを一個 綺麗に片づけてくれて 席に着けました。 せっかくなので ちょっと贅沢して ふく天丼 海峡の景色が見えない場所に座っても レストランはゆっくりの回っていますので そのうちには全景を観ることができます。 おやつ付き レストランを出て 屋上駐車場でのんびり休憩 ウインター装備を天日干しです 眺めましたよ ここでもしばらく 天気も最高に良くて ぽかぽか陽気 全然飽きないんですよね こういう場所 帰路の時間を考えて 14時半に この火の山公園を後にしました 高速を使って片道3時間 フルタンクで出発して 317km 無給油で デジタルの燃料計を2コマも残してます 燃料タンク 全容量14リットル 結構いいペースで遠慮なく高速も走って この燃費!! 下関まで往復して10リットル使わなかった大型バイクは初めてです 1リッターあたり 33km走行 僕のこれからのツーリングシーンに とんでもない革命が起きそうな予感です(笑) 他にも感心 感激 目からうろこのバイク 今回は長くなりましたので 次回NC700Xについて熱く語ってみたいと思います! 今回のツーリングで訪れた場所も動画にしてみました。
by wadahci
| 2015-02-24 08:24
| NC700X
|
画像持ち出し禁止
最新の記事
以前の記事
カテゴリ
全体 ツーリング GSF1200S オフロード 自転車再生 テンプター・ST400 DL650 V-storm skywava400(ck43a) KSR110 MTB 日常ネタ DL1000 Vストローム VFR800 グロム NC700X 未分類 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||